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2日は、いわき市沼ノ内漁港と薄磯海岸を繋ぐ海食洞が賽の河原です。
昨年の活動以来、港の工事で作業が止まっていた場所です。

私たちもそうですが、多くのボランティアさんから声を頂き、地元の方にご協力を頂き、作業再開が叶いました。

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雨の予報でしたが、当日は活動しやすい暖かい日となりました。
みなさん汗を沢山かいて活動してくださいました。

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沼ノ内の漁港のすぐ側にあるこの場所は、津波で運ばれた土砂で埋まってしまった場所です。

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発祥は、数百年と言われる水子・幼児供養の霊地です。
たくさんのお地蔵様が祀られていました。

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当時の面影はなく、身体を屈めながら奥へ進んで行きます。

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埋まった土砂をスコップで掘り、土嚢袋に入れて運び出す地道な作業です。

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たまに大物が出てくると今日の精鋭達が運び出してくれました。

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お地蔵様の台座だったものです。
今日の力持ちの精鋭達は、あんなに重たいものを運んだのにこんなに爽やかに笑ってくれました。

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こちらの精鋭達も負けてはいません!
大物と格闘しながら、良い汗かいていましたね。

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埋まってしまったお地蔵様をみなさん丁寧に救出してくださいました。
あちこちで歓声があがると、よし!こっちも!とスコップを持つ手にも力が入ります。

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大切な宝物を発見した時のように、笑顔がこぼれて、重たいはずなのに1人で運んでくれた女性もいました。
女の人は、本当に強い。

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救出されたお地蔵様は、きれいにみなさんに洗って頂きました。

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今回参加してくれた女子高生5人組のパワーに周りのみなさんも引っ張ってもらって、改めて女子高生ってすごいなと思いました(笑)
休憩なんかいらない!と言う彼女たちのように若い子たちが自ら被災地へ来て、お手伝いしてくれることはとても幸せなことです。

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海を独占して食べるお弁当は、また格別。
幅広い年齢層の方に参加して頂いていますが、1つの目標に向かって頑張るみなさんは、すぐに仲良くなれます。

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1人で参加される方が多いボランティアですが、でも何だか1人ではないんですね。
助け合って、声を掛けあって、今日の成果は25体のお地蔵様を救出することが出来ました。
これって、1人では出来ないことです。

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祭壇に残っていたお地蔵様を並べて、いつでも地元の方が供養に来られるよう少しずつ復元しています。

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今日もみなさんが頑張ってくださったお陰で、ここまでやることが出来ました。

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活動終了後には、みなさんにお線香をあげて頂きました。
お地蔵様がとても優しい顔に見えたのは、みなさんに感謝していたからではないでしょうか。

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今日まで、180体のお地蔵様が救出されました。
今も土の中で眠っている沢山のお地蔵様の優しい顔を見るまで活動を続けて行きます。

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握力がなくなって、お弁当のお箸を握れなくなっても、次の日筋肉痛で動けなくなっても、それでも今日ここにいるボランティアの
みなさんは、一生懸命で、そして笑顔でした。

この場所は、人の手でしか出来ない場所です。

隣の工事現場のシャイなおじさんがダンプに乗って来て、こっそり私に言いました。
『何も出来ないけど、みんなにありがとうって伝えてな』

そんなみなさんの姿が知らない間に誰かを励まして、元気に出来る。
それがボランティアさんのすごいところ。

途中何度も泣きそうになったのは、改めてボランティアさんのパワーを見たからです。
そして、知ったからです。

もうすぐ震災から2年。
あの日からずっと助け合いと思いやりに助けられてきました。

誰かが諦めた場所も諦めない誰かがいれば、きっと前より良くなる日が来るはずです。
3月の賽の河原も、そんなみなさんと一緒に活動したいと思います。