お、何か見つけた??

おもちゃうれしいな! 素敵な笑顔をくれてありがとう!

私たちが色々な物を募集させて頂くのは、こんな表情を見たいから(笑)

必要最低限のものは勿論、みなさまにもご提案頂き、また現地の方や子供たちのことを想い、様々なものを送ってくださるみなさま。

そんなみなさまにこの最高の表情を!

私たちが今回訪ねたのは、いわき市中央台にある仮設住宅。
約1000人の方が暮らしています。

多くは、原発避難地域からの避難の方々です。

こうした談話室も設けられていますが、なかなか使う方は少ないのです。
だからこそ、炊き出しやフリーマーケットなどのイベントでみなさんが一緒になることにまた意味があると思います。

仮設の中は本当に狭く、必要最低限。
1年間しか居られません。生活が出来ない方はこれからどうしたらよいものか。

仮設へお話を聞きに言った撮影担当のスタッフより聞きました。

仮設住宅は、陽が出ると暑くていられず、
雨が降ると玄関は地面から跳ねた水で水浸し、
冬は逆に寒そうだと今からみなさん心配していました。

仮設住宅の一角を歩いて回った時に気づいたこと。
表札に名前のあるお宅がほとんど無い。

話を伺った方も言っていました。
早くアパートを見つけて引越したい。

ニュースを見ていると、仮設に入ることがひとつのゴールのように感じることがあります。
避難所から仮設住宅に入れば大丈夫だと。
けれど、仮設住宅はやっぱり仮設であって自分の家ではない。
表札に名前が無いのは、仮設に入られている方のそんな気持ちの表れのように感じました。

そうです。
仮設はゴールではなく、スタートだと思います。
これからの生活はとても不安、ですがふるさとへ帰れることを信じてここからまた始まるのです。

清掃班は、先に豊間での清掃のお手伝いをしていました。
私たちもフリーマーケットを終え、豊間へ向かいます。

清掃班と合流しました!
清掃班は、区長が居るプレハブの連絡所の草刈などを終えたところでした。

これからみんなで海へ向かい、海のゴミ拾いをします。

一見きれいに見える砂浜も細かいゴミがたくさんあります。
津波で流されて来たであろう動物の白骨化した死骸。
こんな穏かな海を見ているとそんな恐怖を忘れてしまいそうです。

今も残る津波の傷跡。
砂浜に埋まっていたのは、取ろうとしても取れないほどの大きな船でした。

砂浜のゴミをみんなで拾いました。

いつかきれいな海に戻って、たくさんのみなさんがまた来てくれるように願いながら。

海ってちょっと走りたくなる。

サーファーでいっぱいだった海もあの日以来、誰も来なくなりました。

そして地元の人たちにとって怖い怖いものになりました。

海からの帰り道、あの日から変わっていない光景を目にしました。

家主の帰らない半壊の家、高く積まれた瓦礫。

周りが片付いても今も残る津波の爪跡。
あらゆるところに手が回っていません。

被災地の今を伝えて行こう。
決意新たにそう思いました。

6月に豊間を訪れた時に撮ったひまわり。

今回訪れた時にはこんなにきれいに大きく咲いていました。

あの日から半年が経とうとしています。
変わらないものもありますが、こうして背を伸ばすひまわり。

決してあの日から時間が止まっているわけではありません。
みなさん辛い中でも前を向いて進んでいます。

ボランティアが減ってきている中、こうして今回も楽しい笑顔のボランティア活動が出来たこと本当にみなさまに感謝致します。

おなじみの豊間の区長は、いつもこう言います。
「何もしなくてもいいから顔見せに来なね」

そう、私たちが活動を続ける意味がここにあります。
顔を見せに行くだけでいい。
会いに行くだけでもいい。

大切なことは忘れていないということを伝えにいくことです。

たくさんの笑顔がまた集まりました。
最後まで笑って解散しました。

みなさん本当にありがとう。


帰りに区長が「また帰っておいで」、そう言って見送ってくれました。
豊間のみなさんには、まるでこのひまわりの様に温かく見守って頂き、いつも快く迎え入れてくださいます。

そして、今回のフリマに来て頂いたママさんより、たくさん子供服を頂いて本当にうれしかったとおっしゃって頂きました。

今日はまた素敵なメールも届き、ご支援頂きましたみなさまに贈らせて頂きたいとお伝えしましたところ快く快諾して頂きましたので原文のまま転載させて頂きます。

「先日、8/27 ララシャンスいわきの支援物資を頂きました。
私達 福島は地震、津波、そして長期化するであろう原発問題を抱えて生活しています。家や、家族、職を失った人達も沢山いるなかで、Power of Japanさんからの物資の配布は内容も濃く、私達被災者の気持ちを配慮してくれる物資の数々で、とても助かりました。
スタッフさん達も優しく、声かけをしていただいて、本当に心から、感謝しています。3/11の震災から5ヶ月がたち、テレビなどでも、取り上げて頂く機会が少なくなり、まだまだ復興まで時間はかかるのに、こうやって、忘れ去られていくのかなと、不安を感じた時期もありました。
が、今回の訪問で、日本全国から集まった物資の品々、いわきに来てくださったスタッフさんに出会い、その気持ちを無駄にせず、頑張って生きていこう!と思いました。
本当に、本当に感謝です。ありがとうございました。」

ご支援を頂くみなさまから、自分が送るこんなに少ない物資で本当に役に立つのだろうか、自己満足で終わってはいないだろうかと不安に思っている声が届きました。 是非、この頂いたメールを読んで頂きたいと思います。
お1人お1人の力は小さくともそれが集まって大きくなっていること、それはずっと変わらない事実です。
そして、今支援が必要ないと言われることもありますが、必要とされている方はたくさんいらっしゃいます。そして、たくさんのご支援のお陰でみなさまが楽しんで物を選ぶことが出来る。
支援活動は自己満足だけでなく、こうして現地のみなさまに届いている、伝わっていること、お伝えしたかったのです。

最後に、
いわきから常磐道に乗ると見えてくる垂れ幕にこう書いてあります。

「愛と勇気をありがとう」
      福島県人一同

 

撮影協力:ふるふるさん